sora:MIT教授 石井裕氏の講演を聞いて。
火曜に、MITメディアラボ教授 石井裕さんの講演があったので、
X-manに声をかけて、一緒に聞いてきた。

講演後には質問タイムが設けられていたが、質問しなかった。
うまく質問できる自信がなかったから。
大学生が何人か質問していたが、石井教授に
「今回の講演で、僕とうまくコミュニケーションできていないようだね。」
「典型的な左脳人間だね。」
と言われていた。

帰ってきてから、質問する自信がなかったのが悔しかったので、考えてみた。
石井教授のキーワードを思い出す。
「本質」「ビジョンは100年続く。」「僕の研究は皆さんに眼鏡をかけることだ。」
ここに風呂場で思いついた事を書いてみる。
その前に、石井教授のプロダクトでI/O Brushを紹介する。
以前、X-manが取り上げていたので、詳しい説明は割愛するが、
簡単に言うと、何でも絵の具になる筆だ。



石井教授(MIT)は新しい考え方、つまりビジョンを社会に示す為に研究をやっている。
何故か、もちろん「ビジョンは100年続く。」もあるだろうが、
それよりもその新しいビジョンによって、僕たちの生活が全く違うものになるからではないだろうか。
それまで画家は、単色の絵の具を使い、絵を描いていた。
しかし、I/O Brushを使いだすと、
世の中にあるもの全てを絵の具として使えるようになる。
物、模様、ヨゴレ、動作も全て絵の具だ。
普段、何気なく見ていたものも絵の具として見るようになる。
すると、今まで見てきた世界とは全く違う世界が見えてくる。
これが石井教授の言っていた「眼鏡」ではないか。

石井教授は講演でこんな事も言っていた。
同じラボにいたジョン・アンダーコフラーという人が画期的なインターフェースの論文を発表したら、
全く相手にされなかったので、ハリウッドに行き、マイノリティリポートの科学技術アドバイザーとして、
そのインタフェースを映画で見せたら、現在その研究がされるようになったという。

今、石井教授に質問するとしたらこうだ。
「ビジョンを発表し、多くの人に眼鏡をかけてもらうには、
研究者という職業はベストなのでしょうか。他の職業を考えた事はないのでしょうか。」
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by sora-man | 2008-03-14 00:18 | 日々


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